アコムの審査を受ける方は、審査に必要になる書類について理解しておく必要があります。
申込みをしてから必要書類の用意ができないでいると、審査が打ち切りになってしまい、融資も見送られてしまうことがあるからです。
また、アコムの審査を有利に進めるためのポイントも押さえておく必要があります。
審査に落ちないためにできることを確認して、万全な体制でアコムの審査に臨むようにしましょう。
アコムの借入対象となる人とは
アコムの借入れ対象となる人は、次の2つの条件を満たしている人です。
まず、20歳以上であることがアコムから融資が受けられる条件となっています。
大学生や専門学校生でも借入れすることは可能ですが、未成年者の場合は、社会人でもお金を借りることができません。
また、安定した収入があることが融資の条件となっています。
アコムは、総量規制が影響するカードローンですので、年収の3分の1を超える融資は法律によって禁止されています。
アルバイトやパートの収入でも構いませんが、毎月継続して収入があることが条件となっています。
なお、すでに他の消費者金融から年収の3分の1近くの借入れを行っている方は、銀行のカードローンを選んだ方がいいでしょう。
アコムに認められる収入証明書の種類とは
アコムに提出する収入証明書類は、アルバイトやパートなどの給与所得者の場合は、源泉徴収票か直近2ヶ月分の給与明細書を用意します。
給与明細書については、ボーナスの支給を受けている場合は、賞与明細書も直近のものを提出することになります。
また、確定申告をしている個人事業主の方は、確定申告書の写しが収入証明書類になります。
確定申告をしていない場合は、自分の収入を証明できませんので、融資を受けるのが困難になると思われます。
収入証明書類については、アコムのオペレーターに電話で問い合わせをすることができます。
書類の用意ができない場合も含め、対応についてアドバイスしてくれますので、気になる方は相談をしてから審査を受けるのがいいと思います。
給与明細は必須?状況別審査に必要なもの紹介
収入証明書類といえば、給与明細をイメージするかもしれませんが、お勤めの雇用形態により提出できる種類が異なります。
とくに自営業者や外国籍の方がアコムに申し込む場合は、特別に必要になる書類もあります。
ここでは、状況ごとに審査で必要になるものについて紹介していますので、しっかりと確認しておきましょう。
会社員の人がアコムを利用する場合
会社員の方がアコムの審査を受けるときは、希望する金額が50万円を超えるかどうかで必要書類が変わります。
まず、キャスチングの利用が初めてで希望額が50万円以下の場合は、本人確認書類だけを用意すれば申し込めます。
本人確認書類は、運転免許証やパスポートなどの顔写真付きの公的な身分証明書のことです。
もし、希望する金額が50万円を超えている場合は、年に1回お勤め先から受け取る源泉徴収票、あるいは、給与明細書2ヶ月分を用意して申込みます。
なお、ボーナスの支給がある会社員の場合は、賞与明細書も用意して申し込むようにしてください。
もし、勤続年数が短くて給与明細が1ヶ月分しか用意できないときは、事前にアコムのオペレーターに電話で相談をしてから申込みましょう。
学生さんがアコムを利用する場合
学生がアコムに申し込むときは、アルバイトをしていることが前提となります。
アルバイトをしていない学生は、アコムの審査が受けられないからです。
基本的には、学生が用意する書類は、会社員の方と同じです。
希望する金額が50万円以下なら本人確認書類だけあれば申し込めます。
希望額が多いときは、アルバイトの給与明細2ヶ月分を用意すれば、アコムの審査が受けられます。
なお、アコムは学生の申込みも受け付けていますが、成人に達していることが申込みの条件です。
未成年者は、アコムのカードローンを利用できませんので、別の金融機関を選ぶようにしてください。
自営業の人がアコムを利用する場合
自営業者の方がアコムに申し込む場合は、希望している金額にかかわらず、本人確認書類と収入証明書類を用意するようにしてください。
収入証明書類については、希望額が少ないときに不要となることもありますが、事業に実体があることを確認するために提出を求められることが多くなります。
自営業者が用意する収入証明書類は、確定申告書の写しです。
自営業者になったばかりで確定申告をまだ一度もしていない方は、前もってアコムに相談しておいた方がいいでしょう。
また、請求書や見積書といった帳票類の提出を求められることもあります。
書類の提出を求められたら、すぐに提出できるように整理しておけば、申込み後に慌てることもなくなります。
外国籍の人がアコムを利用する場合
外国籍の方がアコムの審査を受けるときは、本人確認書類と収入証明書類については会社員の申込みと同じですが、在留資格があることを証明する書類も必要です。
具体的には「在留カード」あるいは「特別永住者証明書」の提出が求められます。
外国人登録証明書については、日本の法令で有効とされる期間内のものであれば提出できます。
なお、外国籍の方は、アコムの審査で不利に扱われるのではないかと思われるかもしれませんが、そのようなことはありません。
外国籍だから融資限度額に制限が設けられたり、特別な金利が設定されることは、アコムならありません。
ただし、借入れしたお金の返済が済むまでの間、日本に在住し続けられるのかは、審査で検討されるはずです。
また、在留カードに就労不可と記載されている場合は、借入れができない可能性が高いと思います。
アコムの審査で必要書類を提出する方法
アコムに必要書類を提出する方法としては、「会員サイトからのアップロード」「専用アプリからのアップロード」「FAX」「郵送」「自動契約機(むじんくん)」の5つの手段が用意されています。
いずれの方法で提出しても同じですが、郵送で書類の提出をする方法は、融資までの期間が長くなりますので時間に余裕がある場合に選べる方法です。
一般的には、審査が終了してアコムカードを受取りのついでに自動契約機で提出する方法が選ばれています。
専用アプリをダウンロードしたりFAXで送信することもできますが、手間がかかります。
とくに専用アプリは、家族や知人にに内緒にできなくなる可能性があるので選ばれることは少ないでしょう。
アコムの在籍確認について
アコムのカードローン審査では、申込み時に伝えたお勤め先の情報を確認するために、在籍確認の手続きが行われています。
在籍確認では、アコムのオペレーターが勤務先に電話をかけて、あなたに取り次いでもらうということが行われています。
お勤め先の情報に間違いがなければ、取り次いでもらえるか外出しているなどの反応が得られます。
お勤め先の情報が間違っていると、「そのような者はおりません。」という反応があります。
アコムの審査で在籍確認が行われるのは、過剰な貸付けを防止するためでもあります。
お勤めをしていない無職の方に融資をしてしまうと、返済不能となってお互いが困ることになるからです。
審査の在籍確認は必ずいるものなの?
カードローンの審査では、在籍確認の手続きは必ず行われています。
アコムは、貸金業法に基づいて設立された貸金業者です。
貸金業者は、貸金業法の規定である「総量規制」を必ず守らなければなりません。
うっかりでも年収の3分の1超となる融資をしてしまうと、アコムは、法令による罰則を受けることになります。
アコムの申し込みでは、無職の方が間違えて申込みをしてしまうこともないわけではありません。
在籍確認を省いてしまうと貸金業法の法令違反を犯す危険性が高くなってしまうので、避けるわけにはいかないという事情もあります。
電話連絡以外の本人確認方法はある?
アコムの電話による本人確認は、本人であることを確認するというよりは、申込みの意思と電話番号に間違いがないことを確認する手続きです。
契約をしてお金を貸してから、お金を借りた人に「お金を借りるつもりなどなかった。」と言われてしまうと、後になって困るからです。
また、申込みのときに伝えた電話番号に間違いがあると、お金を借りた本人と連絡がつかなくなってしまう可能性があります。
本人と連絡がつかないと、いつまでも返済してもらえない状況を招いてしまい、相互に不利益となってしまいます。
このような理由から本人確認という名目でアコムから電話がかかります。
審査で重要な手続きの1つになりますので、必ず電話に出て対応するようにしましょう。
アコムの審査を最短にする4つのテクニック
アコムの審査を短時間で終了してもらうためには、4つの押さえておくべきポイントがあります。
逆に、この4つのポイントを理解していないと、審査に時間がかかるだけでなく、審査落ちになるリスクが高くなります。
アコムの審査を受けてみようという方は、必ず4つのポイントについて理解しておくようにしましょう。
1.記入ミスをしない
アコムの申し込みでは、すべての審査項目について正確に伝えることが重要です。
名前や住所に間違いがあってはいけないのはもちろん、お勤め先の名称や住所なども、正確な情報を伝えるようにしてください。
アコムの審査では、申込者のうっかりによる記入ミスは、決して許されるものではありません。
悪意があるかどうかに関係なく、間違えた情報を伝えたら審査落ちになると考えておいて良いくらいです。
アコムの審査に申込みをするときは、最後の申し込みボタンをクリックする前に必ず入力ミスがないことを確認してください。
融資を急いでいる場合もあると思いますが、申し込みの際に入力ミスをしてしまうとアコムの審査に落ちてしまったり余計に時間がかかるだけです。
2.申し込み事項は正確に申告
アコムの審査を受けるにあたり、年収や勤続年数、他社借入の残高を偽って申し込む方もいますが、絶対にしてはいけません。
他社の借入残高については、信用情報機関の情報と一致しているか確認すれば、すぐにウソであることが分かります。
年収や勤続年数についても、ウソの情報を伝えてもあやしいと思われるだけです。
個人でお金の貸し借りをする場合もそうですが、ウソをつく人間にお金を貸したいと思う人はいません。
不正確な情報で申込みをすれば、ただちに審査落ちとなってしまい、二度とアコムに申し込めなくなってしまいます。
3.時間に応じた申し込み方法を選ぶ
・・平日14時前に利用する場合
平日の14時前に申込みをするときは、アコムの公式サイトからの申し込みがおすすめです。
14時前の申し込みなら、審査が終わってから即日で振込キャッシングに間に合う可能性もあります。
もし、振込キャッシングに間に合わなかったとしても、当日中のアコムカードの受取りが可能です。
アコムのカードさえ受け取ってしまえば、最寄りの提携しているコンビニエンスストアに行けば、そこでお金の受け取りができるようになっています。
セブンイレブンやローソン、ファミリーマートなどの大手コンビニATMと提携していますので、ATMもすぐに見つかるでしょう。
・・土日、夜の場合
土日や夜間にアコムに申し込むときは、やはり、アコムの公式サイトから申込むのがおすすめです。
アコムの審査は、土日や祝日も行っていますが、真夜中でも審査が受けられるわけではありません。
20時以降の申込完了の場合は、審査結果の連絡が翌日になります。
夜間にむじんくんの場所までいったとしても、営業時間内であることもあります。
当日中にお金を受け取りたい場合は、夜間の申し込みだったとしても、できるだけ20時までに申込みを済ませるようにして、アコムのカードを受け取って借入れするようにしてください。
4.自動契約機(むじんくん)とWEB申し込みを上手に使い分けよう
アコムにただちに審査をはじめてもらうためには、審査項目を早くアコムに伝える必要があります。
審査に必要な情報をアコムに伝えれば、審査担当者が必要な手続きをはじめてくれます。
アコムの申込方法に自動契約機や店頭窓口もありますが、公式サイトから申込めば、一番早く審査項目がアコムに伝わります。
最後の契約手続きとカードの受取りを無人契約機で行えば、その日のうちにアコムのカードが使えるようになります。
分かりやすくいうと、インターネットから申し込んでアコムの自動契約機でカードの受け取りと契約手続きをする方法を選べば、最も早くアコムの審査が完了してお金が借りられるようになるということです。
まとめ
希望している金額が50万円以下なら、基本的には本人確認書類だけでアコムに申し込めます。
本人確認書類は、運転免許証やパスポートなどの顔写真付きの身分証明書のことです。
希望額が50万円を超えているときや他の消費者金融との残高が100万円を超えるときは、年収を証明する書類も必要です。
必要書類を早めに用意して、インターネット申込みと自動契約機によるカード受取りという方法を選べば、即日融資になる可能性も高くなります。
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